トラックボールマウスを使ってみたいけど、どれを選べばいいかわからない
トラックボールマウスを使ったことがない人は、何を基準に選んだらいいかわかりませんよね。
ちょっと調べてみても、トラックボールマウスって種類が少ないようで多いですし……
トラックボールマウス好きがそれぞれを丁寧に解説してくれているため、初心者は結局どれを選んだらいいの?となりがち。
今回は初心者向けトラックボールマウスを3種類に絞って比較し、それぞれがどんな人におすすめなのかを紹介したいと思います。
今回比較するのは、この3つです。
- Logicool M575
- ELECOM M-XT3DRBK
- ELECOM DEFT PRO
どれもトラックボールマウス界では定番の人気商品ですので、初心者におすすめなのは間違いありません。
では何を基準にどれを選んだら良いか、さっそく紹介していきましょう。
きくたがわ
大学卒業→税理士事務所勤務(5年)→残業しない事務員(現在)。
税理士事務所勤めの間に身につけた仕事・お金の知識や、残業しないための事務仕事の知恵を発信中。
初心者向けトラックボールマウス 比較ポイントは5つ
今回紹介するトラックボールマウスの比較表がこちら。
Logicool M575 | ELECOM M-XT3DRBK | ELECOM DEFT PRO | |
---|---|---|---|
商品イメージ | | ||
タイプ | 親指型 | 親指型 | 人差し指型 |
本体サイズ | 高さ:48mm 幅:100mm 奥行: 134mm | 高さ:47.9mm 幅:94.7mm 奥行:124.4mm | 高さ:57.3mm 幅:91.4mm 奥行:133.4mm |
トラックボールの直径 | 35mm | 約34mm | 約44mm |
カラーバリエーション | 2色 ※本体カラー (グラファイト/ホワイト) | 2色 ※ボールカラー (ブラック/レッド) | 1色のみ |
接続方式 | 無線(USBレシーバー) 無線(Bluetooth) | 有線 無線(USBレシーバー) ※それぞれ別商品 | 有線 無線(USBレシーバー) 無線(Bluetooth) |
電源 | 単三電池1本 | 単三電池1本 | 単三電池1本 |
ボタン数 | 5個 | 6個 | 8個 |
チルトホイール (横スクロール) | あり | あり | あり |
保証期間 | 2年間 | 6ヶ月間 | 3年間 |
レビュー記事 | M575 レビュー | M-XT3DRBK レビュー | DEFT PRO レビュー |
Amazon商品ページ |
この表に基づいて、初めてトラックボールマウスを買う人が重視したいポイントを紹介していきます。
普通のマウスから移行しやすいか
トラックボールマウスは、普通のマウスから移行すると操作に慣れるまで時間がかかります。
早く慣れやすいのは、普通のマウスと形が近い親指型のトラックボールマウスです。
3つの中ではM575、M-XT3DRBKが親指型ですね。
見た目や機能で他に気になっているマウスがあるわけではない場合は、まずは親指型のトラックボールマウスを使ってみるのをおすすめします。
本体サイズが手に馴染みやすいか
トラックボールマウスは操作感が普通のマウスと全く違いますので、本体サイズが手に馴染むかどうかが意外と大事なポイント。
この3つのトラックボールマウスをサイズ順に並べると、感覚的にはこんな感じです。
小 M-XT3DRBK < M575 < DEFT PRO 大
M-XT3DRBKとM575はサイズの数値的にはそこまで変わらないのですが、M575の方が奥行きが少し長いのと、エルゴノミクスデザインによる右側への傾きにより、ちょっと大きく感じます。
M-XT3DRBKは普通のマウスにトラックボールをつけた程度の大きさで、M575はボールをつけたぶん手首に優しくするためちょっと大きくした感じと思っていただければ間違いありません。
DEFT PROは他の2つよりボールサイズもひと回り大きく、高さが圧倒的に高くなっています。
ここは自分の手の大きさを考慮して選びましょう。人よりも手が小さい自覚がある人がDEFT PROを使うと、手への負担が大きい可能性があります。
ただし大きい=使いにくいとは限らないのがトラックボールマウスの難しいところ。。。
どうしても買う前に大きさを確かめたい人は、家電量販店でデモ機を触ってみるのがおすすめです。
好きなカラー・見た目か
初めてトラックボールマウスを買うときは、見た目や色が気に入るかどうかも重要なポイントです。
トラックボールマウスはそのデザインやカラーも魅力の1つ。見た目のカッコよさに惹かれて買う人も少なくありません。
トラックボールマウスの王道カラーは本体が黒・ボールが赤の組み合わせ。
しかしM575のように水色ボールだったり、M-XT3DRBKのように本体もボールも黒のおしゃれな商品もあります。
DEFT PROのような、初見ではとてもマウスには見えないデザインに惚れる人もいるでしょう(私もそうでした)。
最初は機能面にのみこだわらず、外見で選んで全然OKだと思いますよ。
どこまで便利に使いたいか
初めからトラックボールマウスをガンガン使いこなしたい方は、ぜひボタン数が多いものを選びましょう。
マウスのボタンは普通であれば左クリック・右クリック・ホイールクリックの3つですが、上記3商品はすべて2つ以上の追加ボタンが搭載されています。
追加されているボタン数が多いほど、拡張機能をプラスできるので、より便利に使えます。
特にDEFT PROは8ボタンと多ボタンになっていて、購入時は機能が搭載されていないフリーのボタンが3つもあります。
3つのフリーボタンによく使う機能を割り当てれば、作業効率がアップしパソコン作業がとても快適になりますよ!
そこまで使いこなせる自信がない……という方は、M575やM-XT3DRBKでも数は減りますがボタンはありますので、まず試しに使ってみるのが良いと思います。
保証期間に安心できるか
トラックボールマウスは普通のマウスと比べると価格が高い商品が多いです。
そんなトラックボールマウスが買ってすぐ壊れてしまったら、めちゃくちゃショックですよね?
初期不良やちょっと使って不具合が出てきたときのために、保証期間に安心できるかどうかもチェックしましょう。
DEFT PROは保証期間が3年と驚愕の長さ。初期不良どころか、2年超使って出てきた不具合にも無償保証してくれるこれ以上ない強みがあります。
ただ、個人的にはM575の2年保証でも十分安心できると思います。マウスで2年も保証してくれる商品はなかなかありませんからね。。。
トラックボールマウスの保証期間が長いのは、メーカーがそれだけその商品の耐久性に自信を持っているということです。
Logicool M575はこんな人におすすめ
- とにかく定番のトラックボールマウスがほしい人
- トラックボールマウスで手首の負担を減らしたい人
- ホワイトのトラックボールマウスがほしい人
- トラックボールの色を変えてファッション性を楽しみたい人
M575は初心者向けトラックボールマウスの定番商品と言っても過言ではない商品です。
とりあえず誰もが使っている定番がほしい人は、M575を買っておけば間違いありません。
量産品でありながら多くの人の手のひらや手首にフィットするその本体の形は、一度触ると本当に感動します!
またボールサイズも定番の35mmなので、他のカラーのボールと入れ替えて楽しむこともできます。
この赤いボールは最初に面白がって購入したperixx(ぺリックス)の交換用トラックボールなのですが、M575とM-XT3DRBKであればどれでも交換できます。
公式のサイズ表記では、M575のボールは35mm・M-XT3DRBKのボールは約34mmと1mmほど差がありますが、実際は交換して使ってみても何の問題もありません。
こんな感じで、ボールを交換していろんなカラーを楽しみたい人にもM575がおすすめです。
ちなみに画像の赤いボール、おしゃれなマット加工なのですがカーソルの反応がめちゃくちゃ悪いのでおすすめしません(笑)
同じ商品のツヤ加工版カラーをおすすめします!
ELECOM M-XT3DRBKはこんな人におすすめ
- あまりお金をかけずにトラックボールマウスを試したい人
- 普通のマウスと大きく違わないトラックボールマウスがほしい人
- トラックボールの色を変えてファッション性を楽しみたい人
- トラックボールマウスの機能割り当てボタンをちょっとだけ使ってみたい人
M-XT3DRBKは、トラックボールマウスの中では比較的安価に買える商品です。
トラックボールマウスの値段がネックになっている人には、安心して買いやすい商品と言えますね。
大きさも他のトラックボールマウスに比べると小さめで、普通のマウスとサイズ感も使い勝手もそこまで変わらずに使える点が初心者にも嬉しいポイント。
先ほどM575でも紹介したボール交換も可能です。
またM-XT3DRBKはボタンが6つ、チルトホイール(横スクロールできるホイール)も搭載されていてなかなか高機能。
「そこまで使いこなせるかわからないけど、機能割り当てボタンを使ってみたい」という人にはとてもおすすめできるトラックボールマウスです。
ELECOM DEFT PROはこんな人におすすめ
- 人差し指型のトラックボールマウスを使ってみたい人
- 大画面での作業が多い人
- なかなか壊れない丈夫なマウスがほしい人
- トラックボールマウスの機能割り当てボタンをがっつり使ってみたい人
DEFT PROは、人差し指型のトラックボールマウスの中ではベーシックで高機能な商品です。
見た目も奇抜で一見マウスとは思えない商品ですが、これをかっこいい!使ってみたい!と思った方は迷わずこれを使うべきです。
見た目につられて買ったとしても、一度使ってみると思った以上に使いやすく便利機能が盛りだくさんなのでびっくりすると思います。
DEFT PROはボールサイズが44mmと大きめなので、大画面でカーソル大移動する作業が多い人には特におすすめ。
8ボタンとチルトホイールも搭載していて、あれこれ自分の好きなようにカスタムしたい人にとっては魅力満載のトラックボールマウスです。
3つの中ではいちばん初心者向けではないかもしれませんが、使い始めると他のマウスには戻れない商品ナンバーワンだと個人的には思っています。
まとめ
いかがでしたか?
トラックボールマウスはマニアックなガジェットなので、初めて買うときはかなりドキドキすると思います。
しかし1度使ってしまうと、もう普通のマウスには戻れなくなる人が続出する超便利グッズです。
興味がある方はぜひ1度使ってみて、ぜひこの沼にハマってください。
Logicool M575 | ELECOM M-XT3DRBK | ELECOM DEFT PRO | |
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商品イメージ | | ||
タイプ | 親指型 | 親指型 | 人差し指型 |
本体サイズ | 高さ:48mm 幅:100mm 奥行: 134mm | 高さ:47.9mm 幅:94.7mm 奥行:124.4mm | 高さ:57.3mm 幅:91.4mm 奥行:133.4mm |
トラックボールの直径 | 35mm | 約34mm | 約44mm |
カラーバリエーション | 2色 ※本体カラー (グラファイト/ホワイト) | 2色 ※ボールカラー (ブラック/レッド) | 1色のみ |
接続方式 | 無線(USBレシーバー) 無線(Bluetooth) | 有線 無線(USBレシーバー) ※それぞれ別商品 | 有線 無線(USBレシーバー) 無線(Bluetooth) |
電源 | 単三電池1本 | 単三電池1本 | 単三電池1本 |
ボタン数 | 5個 | 6個 | 8個 |
チルトホイール (横スクロール) | なし | あり | あり |
保証期間 | 2年間 | 6ヶ月間 | 3年間 |
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